2017.10.31 お絵描き知識
■イラストのキャンパスサイズと解像度を決めよう!
はじめてデジタルイラストを描く場合、キャンパスサイズは何にしたらいいんだろう?と悩む人も多いと思います。
サイズや解像度は用途によっても様々ですので、目安として参考にしてみてくださいね。
メディバンペイントでキャンバスの新規作成をしてみよう!
まずはメニューバーの新規作成をクリックします。
するとキャンパスサイズなどの設定画面が表示されます。
最初から自動的に幅1600×高さ1200pixel、350dpiが設定されていますね。
pixelやdpiという単位に見覚えのない人も多いと思います。
pixelとdpiの違いは?
pixelというのはデジタル画像の最小単位のことを指します。
デジタル画像の場合、拡大していくと細かい点(ドット)が集まって一つの画像が出来ています。
そのドットの1つが1ピクセルです。
つまり数が多いほど画像のドットが増え、画素数が高くなります。
dpiとは画像の解像度のことを指します。
1インチあたりのドット数がdpiの数値となります。
つまりdpiの数値が高くなればなるほど画像の解像度が高くなり、より繊密な描写が可能になります。
以上を参考にして、サイズと解像度を決めていきましょう。
WEB用のイラストの場合
キャンパスサイズ(pixel)
pixivなどWEBに画像をUPしたい場合、お使いのモニターによっても表示できるサイズが変わるため、大きすぎるとはみ出してしまったり小さすぎると見辛くなってしまいます。
どのモニターでも問題なく見られるサイズが、だいたい縦横1000ピクセル前後のため、とりあえず1000pxを基準にサイズを決めてみるのがいいでしょう。
解像度(dpi)
WEB用の解像度はモニターに合わせて72〜100dpiにするのが一般的です。
印刷用のイラストの場合
キャンパスサイズ(pixel)
一番簡単なのは新規作成画面で印刷したい用紙サイズを指定することです。
ほとんどのイラストソフトで用紙サイズの指定をすることが出来ます。
メディバンペイントを見てみましょう。
新規作成画面の用紙サイズをクリックすると用紙選択画面が出てきます。任意のサイズをクリックしましょう。
これで用途に合わせてサイズを決める事ができますね。
解像度(dpi)
印刷物用の解像度はカラーで300dpi〜350dpi、モノクロだと600dpiくらいにするのが一般的です。
より細やかな表現をしたい場合はそれ以上に設定することが必要です。
以上を参考にしてキャンバスサイズを決めてみましょう!