2015.05.28 お絵描き知識
■顔の描き方 … 基本知識
■顔の描き方 … 基本知識
基本的な顔の描き方で、バランスを取るための手法でよく言われているのが、円系に十字を引く方法です。十字の縦の線は正中線と呼ばれ、顔の中心を表
す線です。口や鼻は正中線の上にあり、目や耳は正中線をはさんで左右対称とされています。覚えておきましょう_〆(・_・。)
正面の顔の場合
円形に十字線を引いて、正面向きの顔を描く場合
１．ちょっとだけ楕円を描きます。輪郭の基本となるものですね
２．その楕円に十字を引きます。正中線です。
３．正中線にそって鼻・口・目の位置を決めます
４．全体のバランスが取れたら、耳を描き、輪郭を整え、髪を描いて出来上がりです！
・俯瞰
人が下を向く場合。アオリとは逆で、額が広くなり、目から下がせまくなります。
水平線は、両端が上に向かうように描きましょう。
・斜め向きの顔が上手く描けない場合
実際の人の写真を元に、正中線を引いてみましょう。
人の顔がどんなバランスになっているのか、掴みやすいと思います。
・正中線とは？
身体の中心を表すものです。頭から胴までの人体を、左右対称に分けるための仮想の線ともいえます。
人体デッサンでは、人の体全体に正中線を引き、バランスを取っていきます。
骨格を意識した棒人間を描くイメージに近いかもしれません。
これが狂っていると、不自然な形になってしまいます。
・顔のバランスの基本は正中線から
目・鼻・口のバランスは、正中線の縦と横の線を基準に位置を決めれば見栄えが良くなります。
縦線上には鼻・口・顎が来るように意識しましょう。
また、目に関しては、顔の縦の長さの真ん中に位置します。
横の線を引く際、円形の真ん中に来るよう意識すれば、自然と目の位置も決めれますね。
基本的なバランスを覚えておけば、様々な絵柄の目でも口でも、顔全体のバランスは崩れたりはしません！
・いろいろな向きの顔を描くときでも正中線と水平線の十字を基礎に描き始めます。
１．楕円を描き、首を描きます
２．正中線を曲線で描きます。水平線は後ろに行くほど上に向かいます。立体のタマゴ形の表面をなぞるイメージで描きましょう。
３．線を基準に目・鼻・口の位置を決めます。
４．輪郭や耳、髪の毛を整えて出来上がりです！
・アオリ
人が上を向く場合。上を向いた場合は、額がせまくなり目から下が広くなります。
水平線は、両端が下に向かうように描きましょう